今日

 

久しぶりに目が覚めること言われた。

一級建築士の資格を取りなさい、今すぐに。」

 

あっ 間違えた。

 

「勉強しなさい。まだ若いんだから。今のうちだよ。」

 

ああ そうだった。

「勉強しなくちゃ」「追いつかなくちゃ」「ここよりももっと高いところへ行かなくちゃ」って信じて猛進していた時期が少しだけあった。

結局忙しさや別の頑張りたいことに気を取られて、後回しにしてしまっていたところだった。

 

身の回りにいる人、まあ特におじさんでそんな風に叱ったり教えてくれる人がいなくて実は結構嬉しかった。

思い出したし頑張ろうと思えた。

今しかできないことは遊びばっかりじゃないよなあ。

 

自分の身の回りにいる人でも、学生時代死にもの狂いで勉強してた人は社会人になってもずっと勉強してるし、何かしらの資格を取ったり自分の幅を広げようとしてる。

 

自分は今まで親に「女の子なんだから勉強はあんまりできなくてもいい。そのかわり家事をしっかりできるようになりなさい。」と言われて育ってきた。

でも実際社会に出てみたらガチガチの学歴社会で、「家事ができるから勉強はできなくてもいい」と考えている人は、そんなに多いとは思えなかった。

ペーパーテストが出来るから偉いとか人格的に優れているとは思えないけど、それが「出来る」というだけで、人からの評価も変われば、当然のように優遇される場合が多い。

他人の芝かもしれないが、強烈な学歴コンプレックスである。

学歴がある人に対して羨ましいと思うことは多々あるが、その中の一つに「勉強をする習慣を持っている」ということがある(例外の人もいるが)。

これを幼少のころから習慣にできた人は本当に強いよね。「自分が知らないこと」に対して諦めないもんね。

 

 

まあいいや。

自分が楽しくて満足できる道を探そう。

その過程に勉強があったなら頑張れるといいなあ。